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顔面神経麻痺とは?後編

 

顔面神経麻痺について前編で紹介した症状を補足すると、

 

① 顔の筋肉の弛緩: 顔の片側または両側の筋肉の弛緩です。これにより、表情の変化や顔の動きに制限が生じることがあります。たとえば、口角の上げ下げや目の開閉が困難になることがあります。

② 顔の非対称性: 顔面神経麻痺により、顔の片側または両側の筋肉のバランスが崩れることがあります。なので片側の顔が他方よりも引きつって見えることがあります。

③ 唾液や涙の分泌の問題: 顔面神経麻痺が唾液や涙の分泌に影響を与える場合、唾液が過剰に分泌される(口内の過剰な唾液)、または涙が不足する(ドライアイ)などの問題が生じることがあります。

④ 味覚の変化: 顔面神経麻痺が味覚神経に影響を与える場合、味覚の変化が生じることがあります。食べ物の味の知覚が変わったり、味の感じ方が鈍くなったりすることがあります。

⑤痛みや不快感: 一部の人は、顔面神経麻痺に伴って痛みや不快感を経験することがあります。耳の後ろや顎の周りで痛みを感じることがあります。

 

顔面神経麻痺は完治したら終了ではなく、完治した後の後遺症や再発なども問題点として多く例があります。

当院ではどこにいっても症状が改善できない方にも、その方の症状に寄り添って改善を目指し10年先、20年先も安心して過ごして頂けるように治療をしていきます。